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県内の個人や高松市歴史資料館などが所蔵する室町時代から江戸時代にかけての鎧(よろい)や兜(かぶと)などを展示する「甲冑(かっちゅう)展」が、高松市香南町由佐の市香南歴史民俗郷土館(西村雅彦館長)で開かれている。来月27日まで。入場無料。
甲冑9点をはじめ、火縄銃や太刀、陣笠、陣羽織など23点を展示。市の指定文化財「本小札肩白紺糸威具足 二方白四十八間筋兜」は、兜や篭(こ)手などに、金箔の高松藩主松平家の家紋、三つ葉葵が入る。10代藩主、松平頼胤(よりたね)の所用で、1871年に11代藩主松平頼聰(よりとし)が、田村神社(同市一宮町)に奉納した。江戸時代中期に、土佐(高知県)で活躍した甲冑師、明珎(みょうちん)宗安や、同後期に讃岐(香川県)で活躍した明珍宗知の作だ。
「当世具足鉄地桶胴」には、胴部に2カ所、数センチの穴が空く。背中部分にも貫通しており、口径18ミリの中筒火縄銃を約50メートル離れた位置から、試し打ちをした時にできた穴という。火縄銃の威力のすさまじさを伝える。
西村館長は「鮮やかな甲冑を見て、武将の美意識を感じてもらえれば」と話していた。
開館は午前9時〜午後5時。月曜日休館。【吉田卓矢】
10月19日朝刊
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地域に合った景観を作るため、建築物などの形態や色彩を定める「高松市景観計画」案の説明会が同市役所であり、建築関係者らが参加した。
市は93年施行の都市景観条例に基づき、高さ20メートル超、延べ面積3000平方メートル超の建築物所有者に、色彩や形態の指導・助言をしているが、拘束力はない。景観計画が策定されると、景観法に基づく勧告や設計の変更命令、違反者の氏名公表が可能となるため、変更される規制内容などを理解してもらおうと説明会が開かれた。
色彩は条例で「けばけばしい色はできるだけ使用せず、落ち着いたものとする」という抽象的な表現だったが、計画案では国際的な色彩の尺度「マンセル表色系」を採用し、具体的な数値を設けた。
色彩などより厳しい規制が実施される「景観形成重点地区」には、現在の「栗林公園周辺」「仏生山歴史街道」に加え、高松の街並みを印象づける地域として、高松空港からサンポート高松を結ぶ国道11・193号周辺の「都市軸沿道」を指定する。
計画は年内に策定され、市は計画に沿った条例改正案を3月定例市議会に提出する予定。可決されれば、来年度夏ごろに施行される見通し。【馬渕晶子】
10月19日朝刊
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県教委は18日、公立の幼稚園や学校の地震・津波対策について、取り組み状況(9月20日現在)の調査結果を発表した。県の津波浸水予測図(05年)で浸水区域内にある53校園のうち16校園は5月の調査で、学校防災計画と危機管理マニュアルいずれにも津波対策を盛り込んでいなかったが、今回は全校が対策を定めていた。ただ、保護者への子ども引き渡し方法などが依然、決まっていない幼稚園や学校もあった。
調査は前回同様、幼稚園と小中高、特別支援学校の計424校を対象に実施。その結果、5月の時点で地震対策を盛り込んでいない幼稚園や学校が6カ所あったが、解消。津波の浸水地域にある53校園のうち、津波対策を定めていなかった16校園も、すべて対策を策定した。だが、津波警報発令時は事前に決めた避難場所で子どもを預かり、危険回避後、保護者に迎えに来てもらう−−などの引き渡し方法は、新たに29校園が定めて47校園となったが、6校園は依然、検討中だった。また、災害が登下校中に発生した場合に教職員の役割分担を決めていない学校や幼稚園は、5月調査時には37あったが、今回は18と半減した。
一方、浸水想定区域外にもかかわらず津波対策を定めていたのは、5月調査の92校から151校に増加。想定を超える津波被害だった東日本大震災を踏まえ、対策に努めた学校や幼稚園が増えたとみられる。
県教委は、各校に配布していた危機管理マニュアルの作成手引きに津波対策の項目がなかったため、7月の改訂で加えて、津波時の対応や津波情報の収集手段などの実例を示すなど、策定を促していた。【馬渕晶子】
10月19日朝刊
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